

卵は加熱すると固まります。この性質を利用して、いろいろに使い分けることができます。なによりも新鮮な卵を使うことがおいしい卵料理づくりの基本ですが、他にも知っていると便利なコツがあります。
●使う直前に割りましょう!
卵は鮮度が落ちないように、使う直前に割ります。殻を割る時は、平らなところに打ちつけてひびを入れた方が、細かい破片が落ちにくくなります。
●泡立てないように溶きほぐします。
卵をボールに割り入れ、箸の先を底につけたまま「こ」の字を書くようにします。溶いた卵は、一度こすと見た目が美しく、口当たりがなめらかに仕上がります。器に流した時に、表面に浮いた泡もていねいに取り除きます。
●ゆで卵は室温に戻してから!
ゆで卵を作る時は、冷蔵庫から出してすぐの冷たい卵をゆでると、ひび割れの原因になります。しばらくおいて室温に戻してから使います。卵は水から入れ、沸騰するまで箸でころがすと、黄身が中心に仕上がります。ゆで時間は半熟で5~6分、固ゆではその倍が目安です。それ以上長くゆでると、黄身の外側が黒ずんでしまいます。
●ためらわず強火で!
フライパンは十分熱してから油を入れましょう。油は多めに。目玉焼き以外は、煙が出るくらい熱しても大丈夫です。(くれぐれも火事にはご用心)
●蒸す時はふたの内側に布巾をかけて。
蒸す時は必ずふたの内側に布巾をかけます。ふたの裏側に溜まった水滴が料理の表面に落ちるのを防ぎます。はじめは強火で、1~2分したら弱火で火が通るまで。竹串をさして澄んだ汁が浮いてくれば蒸し上がりです。火が強すぎたり、蒸しすぎると「す」がたって、見た目も悪く味も落ちます。

●くずしどうふ入り茶碗蒸し(赤ちゃん1人分)
卵黄大さじ2 とうふ40g わかめみじん切り少々 だし汁1/4カップ
1 といた卵黄に冷たいだし汁を加えてこす。
2 耐熱器にとうふをつぶし入れ、わかめのみじん切りととき卵を注ぎ入れる。
3 器の上1/4をアルミホイルでふたをして、指1本分の穴をあけ、最初にレンジに15秒かけて様子を見ながら更に10秒くらいずつ数回加熱し、冷ます。

●パンプキンオムレツ(大人2人と子ども1人分)
卵3個 冷凍かぼちゃ200g バター大さじ2 塩・こしょう少々
1 かぼちゃは半解凍までもどして厚さ5mmに切る。
2 フライパンにバター大さじ1を溶かしてかぼちゃをいため、軽く塩とこしょうをふる。
3 ボールに卵を割りほぐし、2を加えてさっくり混ぜる。
4 フライパンにバター大さじ1を熱して3を流し入れ、箸でかき混ぜながら半熟状に焼き、半分に降りたたんで器に盛る。

●ウナたま(大人2人と子ども1人分)
卵1個 うなぎの蒲焼き1尾分 細ネギ(青いところ)少量 蒲焼きのたれ大さじ1 酒、または水大さじ2
1 うなぎは食べやすく長さ2cmに切る。
2 ねぎは長さ3~4cmに切る。
3 平たい鍋に蒲焼きのたれと酒、または水を入れて火にかけ、うなぎを並べ入れる。うなぎが温まったらネギを散らし、卵をほぐして回し入れる。ふたをして半熟状態で火を止める。大人には粉山椒をふってもよい。

●簡単キッシュ
卵2個 粉チーズ70g 生クリーム・牛乳各カップ1/4 玉ネギ小1個 オイルツナ小1缶 バター 調味料
1 卵は割りほぐし、粉チーズ・生クリーム・牛乳を加えて混ぜ、塩・こしょう少々で調味。
2 玉ねぎは2~3mm厚さの輪切り、ツナは缶油をきってほぐす。
3 型に薄くバターを塗り、玉ねぎ、ツナを入れて1を流す。
4 中温のオーブンまたはオーブントースターで約10~15分、ふっくらときつね色になるまで焼く。

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